<choice>
<choice> テキスト中の同じ場所で,異なる符号化記述をまとめる. | |
モジュール | core — 3 コアモジュール |
属性 | |
当該モジュールを使用するもの | |
下位 | |
宣言 |
element choice { att.global.attributes, ( model.choicePart | choice )* } |
例 | アメリカ版の「ガリバー旅行記」において,イギリス版での綴りと,アメリカ英語に正規化された綴りを,同時に符号化する場合,以下のようにすることができる. <p>Lastly, That, upon his solemn oath to observe all the above articles, the said man-mountain shall have a daily allowance of meat and drink sufficient for the support of <choice> <sic>1724</sic> <corr>1728</corr> </choice> of our subjects, with free access to our royal person, and other marks of our <choice> <orig>favour</orig> <reg>favor</reg> </choice>.</p> |
解説 | 要素choiceの子要素は全て,選択的な符号化方法を示している. 従って,それらは互いに排他的であるとするのが自然である.けれども, 並列的に符号化されていると考えられる場合もあるだろう. 要素choiceは,入れ子化できることにも注意して欲しい. 1つの作品にある複数の現存資料を要素choice符号化することに ついては,12.1 校合項目, 解釈,実現形を参照のこと. |