<divGen>

<divGen> ソフトウェアで自動生成されたテキスト部分の場所を示す. 3.8.2 索引
モジュールcore — 3 コアモジュール
属性
type 生成されたテキスト部分の種類を示す.例えば,索引,目次など.
状態 任意
データ型

<rng:ref name="data.enumerated"/>
data.enumerated
例としての値は以下の通り:
index
当該の場所に生成された索引.
toc
目次.
figlist
図目次.
tablist
表目次.
解説
妥当な値はソフトウェアにより異なる.上記に示された値は,一般的 なもので,これで全てではない.
当該モジュールを使用するもの
下位
core: head
宣言

<rng:element name="divGen">
<rng:ref name="att.global.attributes"/>
<rng:optional>
 <rng:attribute name="type">
  <rng:ref name="data.enumerated"/>
 </rng:attribute>
</rng:optional>
<rng:zeroOrMore>
 <rng:ref name="model.headLike"/>
</rng:zeroOrMore>
</rng:element>
element divGen{   att.global.attributes,   attribute type { data.enumerated }?,   model.headLike*}

当該要素は,文書処理ソフトウェアにより,索引などの情報を出力される文書に挿入するときに使われる.例えば,以下の例では,要素indexにある属性indexNameにおいて,NAMESとTHINGSという2種類の索引が作られることを指定している状況を想定している.

<back>
 <div1 type="backmat">
  <head>参考文献</head>
  <listBibl>
   <bibl/>
  </listBibl>
 </div1>
 <div1 type="backmat">
  <head>Indices</head>
  <divGen n="Index Nominumtype="NAMES"/>
  <divGen n="Index Rerumtype="THINGS"/>
 </div1>
</back>

要素divGenのもう一つの用例は,自動的に目次を作成する場所を指定するものである.

<front>
<!--<titlePage>...</titlePage>-->
 <divGen type="toc"/>
 <div>
  <head>Preface</head>
  <p> ... </p>
 </div>
</front>
解説
当該要素は,ソフトウェアによる文書処理を想定したもので,既存資料か らの転記における利用を想定したものではない.当該要素により,ソフトウェ アにより生成された索引,目次などの場所を指定することが容易になる.