<ptr>

<ptr> 他の場所を示すポインターを定義する. 3.6 簡単なリンクと相互参照 16.1 リンク
モジュールcore — 3 コアモジュール
属性 att.pointing (@type, @evaluate) att.declaring (@decls)
target 当該ポインタの参照場所を,ひとつ以上のURIで示す.
状態 必須
データ型 1–∞ occurrences of

<rng:ref name="data.pointer"/>
data.pointer
空白文字で区切られる
空白で区切られた,1つ上の統語上妥当なURI.空白はURIの区切子であることから,空白をURI中で使用することはできない.空白文字をURI中で使用する場合には,一般的な機能でエスケープされるべきである.例えば,TEI%20Consortiumなど.
cRef TEIヘダー内の要素refsDeclで定義されているスキームにある,標準的な参照により,当該ポインタの参照場所を示す.
状態 必須
データ型 1–∞ occurrences of

<rng:ref name="data.word"/>
data.word
空白文字で区切られる
標準的な参照を解決するアルゴリズムの結果は,想定している対象の妥当なURIであるべきである(詳細は16.2.5 規範参照を参照).
解説
要素refsDeclは,属性declsを伴い,使用され るだろう.
現行ガイドラインでは,要素ptrは,ひつとの標準的な参照 をとることを想定している.
当該モジュールを使用するもの
下位空要素
宣言

<rng:element name="ptr">
<rng:ref name="att.global.attributes"/>
<rng:ref name="att.pointing.attributes"/>
<rng:ref name="att.declaring.attributes"/>
<rng:choice>
 <rng:attribute name="target">
  <rng:list>
   <rng:oneOrMore>
    <rng:ref name="data.pointer"/>
   </rng:oneOrMore>
  </rng:list>
 </rng:attribute>
 <rng:attribute name="cRef">
  <rng:list>
   <rng:oneOrMore>
    <rng:ref name="data.word"/>
   </rng:oneOrMore>
  </rng:list>
 </rng:attribute>
</rng:choice>
<rng:empty/>
</rng:element>
element ptr
{
   att.global.attributes,
   att.pointing.attributes,
   att.declaring.attributes,
   (
      attribute target { list { data.pointer+ } }
    | attribute cRef { list { data.word+ } }?
   ),
   empty
}
<ptr target="#p143 #p144"/>
<ptr target="http://www.tei-c.org"/>
解説
属性targetcRefは,排他的に使用される.