<g>

<g> 非標準的な文字やグリフを示す.
モジュールgaiji — 5 標準化されていない文字と字形の表現
属性 att.typed (@type, @subtype)
ref 当該文字やグリフの解説を参照する.
状態 任意
データ型

<rng:ref name="data.pointer"/>
data.pointer
他要素へのポインタ.
当該モジュールを使用するもの
下位文字データのみ
宣言

<rng:element name="g">
<rng:ref name="att.global.attributes"/>
<rng:ref name="att.typed.attributes"/>
<rng:optional>
 <rng:attribute name="ref">
  <rng:ref name="data.pointer"/>
 </rng:attribute>
</rng:optional>
<rng:text/>
</rng:element>
element g{   att.global.attributes,   att.typed.attributes,   attribute ref { data.pointer }?,   text}
<g ref="#flig">fl</g>
この例では,以下のような,IDに"flig"を持った要素glyphを参照している.
<glyph xml:id="flig">
<!-- here we describe the particular f-ligature intended -->
</glyph>
<g ref="#per">per</g>
中世の略記形(brevigraph)は,独立したグリフとすることが可能であるから,以下の例では,IDに"per"を持った要素glyphで定義されている.
<glyph xml:id="per">
<!-- ... -->
</glyph>
解説
要素gの要素名は,日本語の「外字」を語源とする gaijiの頭文字である.